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キャロルの0i7のレビュー・感想・評価

キャロル(2015年製作の映画)
3.7
テレーズはキャロルに出逢って受動的でなく能動的に選択するようになったんだなと思いました
社会や周りの人間が二人の愛を踏み躙るけれど、愛そのものを傷つけることはできないように見えました
他の人たちが持っているものは模造品で二人が持っているものだけが本物のようで美しかったです
『太陽がいっぱい』も同性愛を描いているけれど、テーマにしていることは同性愛そのものではなく人間に通底している部分で、それを描くのに長けた作家だなと思いました
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