このレビューはネタバレを含みます
テレーズの恋人は軽薄な愛をずっと語っていたし、キャロルの旦那は自分本位だった。男は愛を守っているつもりでも、気がつかないうちに自分を守ってしまう哀れな部分もあるのだ。
そんな最中キャロルとテレーズは出会い、そして惹かれあっていった。
テレーズの「話が通じるから好きなだけよ」という言葉の通り、話が通じる以上に好きになる理由は無いと俺は思っている。
テレーズとキャロルは再び惹かれ合い、再会する。
誰もが自分本位で、それが互いに通じ合えばそれで良いのかもしれない。