JTKの映画メモ

キャロルのJTKの映画メモのレビュー・感想・評価

キャロル(2015年製作の映画)
3.8
1950年代という時代設定とキメが荒くも耽美な映像が嫌が応にも郷愁を誘う。この世の者とは思えなほど麗しいケイト・ブランシェット演じるキャロルに「天から降りてきたみたい」と言わしめるルーニー・マーラの初々しくも可憐な美しさ。二人を観てるだけでも夢心地な気分。トッド"ベルベットゴールドマイン"・ヘインズの捉える目線と表情の素晴らしさよ。後半の二人のベッドシーンで露わになるルーニー・マーラの裸体におじさん勃起してしまいました。(苦笑)
音楽も良かった。ルイーズがキャロルにプレゼントしたレコード、Billy HolidayとTeddy Wilsonの"Easy Living"。忘れずに記憶出来た記念に後で聴いてみよう。