JTKの映画メモ

キングスマンのJTKの映画メモのレビュー・感想・評価

キングスマン(2015年製作の映画)
4.2
劇場が満員だったのも頷ける痛快スパイアクション。
荒唐無稽でマンガチックなストーリーでも乗れる時と乗れない時があってその分岐点が何処かはわからんのだけれども、これはいちいち面白かった。グロいはずなのに何故か爽やかな大量殺戮シーン、リズミカルでキレの良いアクションシーン、それをいかにもイギリス紳士然としたコリン・ファースが飄々とこなすコミカルさ、本家007より毒があったりエロかったりする台詞(王女の後ろの穴使って云々のとことか)、義足の女ガゼル等悪役のキャスティング、エンディング(直前)の音楽はブライアン・フェリーの「Slave To Love」だったり、どれもこれもツボすぎて非の打ち所なし。
やはりスパイ映画はイギリス産に限るね。