南北戦争終結後のアメリカ。猛吹雪で山小屋に留まった見知らぬ8人。そこで起こる殺人事件をきっかけに展開するミステリー西部劇。
作品を通してタランティーノ節が光る会話劇が良かったです。
中盤、コーヒーを飲んだ2人がとんでもない量の血を吐きます。漫☆画太郎かよ!とツッコミを入れたくなるくらい吐きます。思わず何度も早戻しをしてしまいました。
黒人奴隷の復讐劇を描いた同監督の前作『ジャンゴ 繋がれざる者』の舞台は南北戦争前、今作は終結後であり、物語の内容も考慮するとタランティーノ監督によるアメリカの過去と未来に対するメッセージのようにも受け取れました。
ラストのオチの付け方は中々オシャレでした。