このレビューはネタバレを含みます
新宿の東宝シネマズで初日(30日深夜)の回に。
ひとことで言えばハリウッド版ゴジラの凄さ。
そして、かつての怪獣たち、そして日本へのリスペクト。
日本版とはパラレルワールド的にみる作品。
序盤2014年の作品からのつなぎがわかるワンシーン。この時点で前作を改めてみたくなる。
そして、人類と地球環境、そしてゴジラと怪獣&17の封じ込められた怪獣。
#ゴジラ
#モスラ
#キングギドラ
#ラドン
#ニュームートー
#マンモス
#アバドン
#サルゴン
#レヴィアタン
#メトセラ
#バフォメット
#スキュラ
#テュポーン
#バニップ
#タイフーン
#ステゴタイタン
#キングコング
#ネッシー
と、モナークが未確認もしくはどれかに該当するのが#クモンガ
人間とは？環境を守るとは？
様々な人間の思惑を背景に持ちながら作品はどんどん進んでいく。
出演者に渡辺謙とチャンツィイーが登場するあたりはもうハリウッドの当たり作品。
この2人は本当にいい味を出してます。
そして、終盤にある渡辺謙のカミガセ、これが世界を救う。
その一方1954年に芹沢博士が作ったオキシジェン・デストロイヤー…(65年も経つとそらキングギドラには効かないよね…)あの時も1人で持って行ったなぁと、だから、あのフレーズ「さらば、友よ(goodbye,old friend)」だったのは感動の一言。全ゴジラファンが泣くシーン。
怪獣同士の争いはゴジラ&モスラ VS キングギドラ(本作ではモンスターゼロ)&ラドン。今回のモスラも最期はゴジラにエネルギーを与える死を遂げる。16年ほど前大怪獣総攻撃でもモスラが自分の死と引き換えに怪獣を蘇らせる。このシーンもびっくり。
エンディングでもモスラの歌が挿入され、キーモンスターであること、モスラは愛されキャラであることが浮かび上がる。
キングギドラのときやエンディングでも般若心経が聴こえており、海外の人からするとある種の神がかったおどろおどろしい曲に聞こえるんだなと。
ゴジラの巣に行くまでにありアトランティス文明のようなところに描かれた壁画にも「ゴジラ」と書かれており、ゴジラファンを一瞬ともよそ見させない本当にニクい演出。
ノンストップの130分。エンディングロールの後にもメキシコでゴジラが食いちぎったギドラの首を求める環境テロリスト。続編を期待させる終わり方。
パンフレットも2種類あるので早めに両方ゲットすることをオススメ！
