風来坊

コードネーム:プリンスの風来坊のレビュー・感想・評価

コードネーム:プリンス(2014年製作の映画)
3.0
失踪した愛娘の行方を探すため、決別した筈の暗黒街へと戻ってきたひとりの男。彼こそはかつてプリンスの異名を持ち、名を暗黒街に轟かせた伝説的な殺し屋だった。豪華なスターが競演したハードボイルドアクション。

全体的にまずまずのアクション映画だと思います。しかし、ジェイソン・パトリック、ブルース・ウィルス、50セント、ジョン・キューザック、韓国からrain(ピ)など豪華なキャストの割にはこんなものかな勿体ないなとは思います。

ストーリー的には「96時間」以降多くなった娘奪還物と言ったところで新鮮味は感じません。
肝心な娘の失踪が自業自得みたいなもので、親父がリスク背負っての頑張りぶりと釣り合わない感じがしました。

アクションの見所としては中盤はちょっともっさりしたカーチェイスとラストのガンファイトくらいとちょっと物足りない。派手な爆発シーンなどを入れたら場面が締まってもっと良くなったかなと思います。ラストのガンファイトは凄まじくて迫力がありましたけど。

50セントが完全な出オチというのは悲しかったwちょっと面白かったけどw
色々、不満点はありますが、久しぶりにジェイソン・パトリックの渋さを堪能出来ましたし、まあ良しとしましょう。
風来坊

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