すれ違いが生むあと1センチの距離。
幼馴染みにかっこいい男の子がいるっていう心底羨ましいシチュエーションですが、この関係と年頃ってやっぱり素直になれないものなんですね。
主人公のロージーと幼馴染みのアレックスはこの時お互いに自分の気持ちに正直になれなかったせいで、今後の人生が望んでいたものとは逆方向に進んでしまいます。
もうそれが極端に悪い方向へいくもんだから、1つの選択を間違えただけでこうなるのよ!あんたも気を付けなさいよ!と身体を張ってロージーが視聴者に教えてくれている気がして勝手にロージーパイセンの後輩気分でした。
邦題の印象だと純愛?と思いますが、そこは海外なので日本の恋愛ものより言うほど純粋な恋愛描写ではなく、わりとテンポよくスピーディーに色んな奴と色んな関係になるので少女漫画のような展開を望んでいる方は好みじゃないかもしれません。
私はリリー・コリンズの眉毛に魅了されっぱなしでしたし、他人の経験から学べというかんじで最後まで飽きることなく観ちゃいました。
もうまさにあの時こうしていれば…!っていう誰しもにある後悔。でも単純に自分の気持ちに正直になることが幸せを呼ぶ。
人生で数ある選択に迫られた時に思い出したくなる教科書的映画です。