EDDIE

あと1センチの恋のEDDIEのレビュー・感想・評価

あと1センチの恋(2014年製作の映画)
3.2
すれ違いに次ぐすれ違いがもどかしい!友達以上恋人未満の親友同士だからこその想いやりかもしれないが、後半はさすがにくどすぎるか。ただリリー・コリンズが天使のように終始可愛らしい。

◆見所は2人の幼馴染みの奇跡的なすれ違い◆
なぜ彼らはすれ違うのか。
人と人は惹かれあってもどうしてこうも素直になれないんですかね。
イギリスの田舎町育ちのロージー(リリー・コリンズ)とアレックス(サム・クラフリン)。6歳の頃から仲良くいつも一緒に過ごしてきた彼らはアメリカの大学に共に進学することまで誓い合った仲です。

冒頭、いきなり結婚式のシーンから始まり、ロージーは昔を思い出しながらスピーチを行ないます。

18歳の誕生日にはテキーラ5杯飲んで記憶なし。
その後、ロージーはグレッグ(クリスチャン・クック)と一夜を過ごし、アレックスはベサニー(スキ・ウォーターハウス)と縁あって童貞を卒業。
さぁ2人のすれ違い物語の始まり始まり。

もはやジョークとしか思えないような展開の連続で、特に序盤は恋愛映画の惹かれ合う者同士のすれ違いが作品に引き込むのに上手く作用していたんです。
ただ後半はそこまですれ違いって起こるか?と甚だ疑問に思うことばかり。

すれ違いにはいくつか種類があって、できちゃった系すれ違い、浮気されてた系すれ違い、元サヤ系すれ違いなどなど。
色んな恋愛映画があれど、本作のように何度もすれ違う作品は稀かもしれません。

ただとにかくリリー・コリンズがずっと可愛い。子役がどんどん育ってきているのに、ロージーはずっと変わらないのは映画としてどうかとも思うんですが、凛々しい眉毛も変わらずキュートなのでそこは大目に見ましょう。
個人的にはスキ・ウォーターハウス派なんですが、本作ではなかなかにムカつく恋敵としての登場なので、リリー・コリンズを応援してしまいました。
美人が揃うと画面も眩いですね。
アレックス役のサム・クラフリンもかなりのイケメンなので、本作は終始美男美女が画面に存在しています。

正直後半のすれ違い方は何度も申し上げる通りクドすぎるんですが、セリフなど伏線を丁寧に回収しているあたりは好印象でした。

とにかく美男美女を摂取したい方にはオススメの作品です。

※2020年自宅鑑賞277本目
EDDIE

EDDIE