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君が生きた証のSNLのレビュー・感想・評価

君が生きた証(2014年製作の映画)
3.5
世の中は、マトリクスなんじゃないかって思うこと、よくある。

この映画は数年前からアマプラウォッチリストにいれてたんだ。
絶対号泣するな、と思って、再生ボタン押せなかった。ポスターの男性がウィリアムHメイシーだと思っていたし。あんなおっさんが歌ってるの観てもなぁって。

一人で見るのに何を見ようかしら、と
ロストキング、殺されたミンジュ、落下の解剖学、The Witchの5択まで絞って、

今日は思い切り泣こうかな、と、これを再生。

もう再生ボタンを押したときから泣いてた。

そしたら主役が「20センチュリーウーマン」のイケオジだった。あとでIMDBで調べたら彼は「あの頃ペニーレインと」にも出てるし、ドクターマンハッタンだったんだね

このルックスのおっさんだったら、歌ったらウィリアムHメイシーより、簡単に売れそうだなって思った。

若者出てきた。この俳優さんは自動車事故で死んじゃったなぁ。と、さらに私の涙腺を緩ませる。

ネタバレ↓
























しかし、作風が、ジョンカーニーになってきた。なぜだ。爽やかだぞ。

すっかり泣けない。そうなのか、この若者とイケオジのサクセスストーリーなのか。

早く、事件の息子が作った曲って言えば、もっと売れるのにね。

でも、言わない。曲がリアルでいいから、それでも売れて、バンドメンバーはモテモテになり、思ってた作品と違った!!!

そこに、あのシーン

ほんとにネタバレ↓























そうか、セリーナ・ゴメスがなぜ怒ったのか

マスコミがなぜ彼をこんなに追い回したのか

彼が息子の遺品をゴミ箱に捨てようとしたのか

すべてつながった。


そして「世の中はマトリクス」っていう最初の文の話だけど
私、昨日「対峙」観たんだよね。

まさか、そっち側の人だったとはね。

そう思うと、まだ2年で、彼は能天気過ぎないか?現実的じゃない感じがしてしまった。

そして
「悪人の作った素晴らしい作品」は葬られるべきか
「悪人の親」は人生を楽しんじゃいけないのか」

そのあたりがぐるぐるぐるぐる回り始めた。

この作品を観たことには運命(マトリクス)を感じたけれども、なんとも、この作品を褒めていいのかどうか、なぜ褒めちゃいけないのかも、わからない。レビューを書きながらもいまだ混乱している。

100インチスクリーン 一人で鑑賞
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