あやちゃん

君が生きた証のあやちゃんのレビュー・感想・評価

君が生きた証(2014年製作の映画)
3.9
2回に分けてみたから、後半でびっくりして何か見逃してた?!と思ったら、そういう構成やったんや。
息子の死から逃げるように荒れる日々を送っていたサムに、少しずつ明るい光が差し込む。でもサムにとってその光は眩しすぎて直視できない。その理由が後半で明らかになる。
子が親より先に死ぬことは何よりも悲しいと思う。作中の曲からジョシュという息子の人物像を想像させ、サムの胸中に少しずつ共感していく。
どの曲も良くて、サムを取り巻く人たちとの関係が温かく、時に厳しく、時に笑える、音楽を中心とした親父の紆余曲折を描いた映画。すごくよかった。
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