めちゃくちゃ面白い映画でもあり、深く考えさせられる映画でもあります。
まず音楽が最高。飛び入り参加okなバーとか行ってみたい。毎日通ってすごいのが来たら「君は将来大物になる!」とか言いたい。
次に内容。この手の映画はふわっとした中身のイメージがあるけど、そんなこと無くて分厚いし深い。
銃乱射事件で亡くなった息子が残した曲を父が代わりに演奏します。
お墓のシーンでは自分の読解力がないせいか「え、そっち!?」ってなりました。でもそちらの立場やからこそ内容に厚みが出てるのかな、と。直接銃規制に触れている訳ではないですが、アメリカでの銃乱射事件についての別角度からの視点を強く意識しており、被害者側だけではなく加害者側も描いている点が少し複雑な思いにさせられます。
音楽を題材にした映画で自分の中ではNo.1です。