Rumy

クーリエ:最高機密の運び屋のRumyのレビュー・感想・評価

3.8
冷戦時代のスパイのお話。

ソ連からの情報提供者からの情報を受け取るために、MI6とCIAにはスパイではないパンピーの協力者が必要だった。そこで選ばれたのはただのセールスマンのウィン。ウィンは商いのためにモスクワへ赴いて情報提供者と接触し、何度も情報を受け取る。
ただ、西側にも当然スパイは紛れ込んでおり、あまりにもソ連からの情報が多いことで、政府関係者にスパイがいると訝しむ。
全ての取引を終えたウィンだったが、情報提供者の身が危険であると知り、亡命の手段を伝えるべく再びモスクワへ。

キューバ危機って学校で習ったりしたけど、危機具合がわからんかったしただの歴史の出来事としか捉えて無かったので、こうして核戦争の引き金になり得たということを知れて良かった。と言いつつもやっぱりノンフィクは辛い。
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