ダンクシー

G.I.ジョーのダンクシーのレビュー・感想・評価

G.I.ジョー(2009年製作の映画)
4.2
「"G.I.ジョー"は極秘の部隊だ。世界中から集めた兵士で構成されている。精鋭集団(アルファ・ドッグス)だ」

俺も入隊してぇーーーーッ!こういうのでいいんだよ。男が好きなもの、ロマンが詰まってる。めちゃくちゃ厨二病くさいけど、ぶっ刺さった。やっぱり本能が"コレ"を求めている。今じゃダサいのかもしれないけど、それがいいんじゃないか。泥臭くていいじゃないか。クセモノばかりだけど、彼らが最強なのがいいじゃないか。何も考えずに観れるじゃないか。やはり俺はこういうのを作りたい人間だ。てか、イマドキこんな分かりやすい作品ないよね?笑 あまりにもセンスが小中学生で止まっててオモロい。しかもそのまま突き抜けるし。

「これが世界初の"ナノマイト弾道"。各弾頭は700万のナノマイトを持ち戦車一台を食うだけでなく街をも食い尽くす」

電車を突き抜ける、慣性の法則の利用。すんばらしかった。アクションとはこういうこと。最近のでいえば、サカモトデイズという週刊少年ジャンプの漫画でも似たようなことをしていた。電車ではなく車を使ってね。やっぱりアクションは慣性の法則とマッチするね。

フラッシュバック演出で過去回想シーンに何度も突入するのがなんかジワる。特に、侍のスネークアイズの過去は笑った。何じゃあれ、アニメでもあんな分かりやすい絵に描いたような過去は描かんやろってレベル。キャラデザ自体はクールで良いけどね。

「どうします?」
「"基地に戻れ"と命令したはずだ。だが戻るルートは指定してない」

そして司令官のおっさんとその部下たち、喜んでるけど結局最後まで何してるから分からんかった。用意するだけして、それっぽくは見せてたけども。何してたんだろ、まぁいっか。

まあ展開としてはピンチ→失敗→捕まる→救出という超王道まっしぐらですが、皆さんたまにはこういうのもいいですよ〜!
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