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戒厳令下チリ潜入記
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『戒厳令下チリ潜入記』に投稿された感想・評価

mh
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ピノチェト軍事政権下のチリで、チリ・クーデター関連の取材をしたドキュメンタリー。
ガルシア・マルケスがその著作「戒厳令下チリ潜入記―ある映画監督の冒険」で取り上げたのがこの監督さんとのこと。撮影チームを3つ作って偽装するなど苦労が多い撮影だったようだ。(本編にはガルシア・マルケスも登場する)
軍事独裁政権の国で無許可取材を行う危険性は、北朝鮮の隠し撮りドキュメンタリーがほとんど出てこないことからもうかがえる。撮影スタッフもそうだけど、それに答えるサンチアゴ市民もかなりの勇気が必要だったはず。バレたら拷問と実刑が待っている。
勇気あるひとたちのおかげで、1980年代なかばのチリの状況がダイレクトで伝わってくる。住民同士で助け合う仕組みの「共同鍋」や、鉱山で労働改造(字幕では「流刑」だった)が行われていることなどが紹介される。
「共同鍋」という概念自体が原始的な社会主義そのものになっており、アジェンデ大統領の精神が、市民にもしっかり受け継がれていて泣けてくる。
三章だてラストにあたるアジェンデ大統領編が特に素晴らしかった。側近たちにも話を聞いており、その日の状況が目の前に蘇る。クライマックスに最後の演説をかぶせている。「サンチャゴに雨が降る」の再現度にも感心した。
Amazonレビユーに詳しく書いてくれているひとがいるので、それも必見でした。
これもYou Tubeに上がっているものを視聴した。
手がかかっていることは確かなんだけど、かなり作り込んだ日本語吹替版だったので、ちゃんと訳したものを見てみたい。
フィデル・カストロだったり、のちのチリ大統領リカルドラゴスだったり、取材対象もやたら豪華だった。
市民運動の歴史にとっても、思想史にとっても意味のあるドキュメンタリーで、実際かなりの名作なので、なんとか再発売かサブスク化してもらいたいところですね。
面白かった!