なかしゅん

ある神父の希望と絶望の7日間のなかしゅんのレビュー・感想・評価

3.6
衝撃的冒頭。暗くて重い!…ですが、アイルランドの風景やテーマ性もあり、美しく哲学的な作品です。

神が権威を失った現代。教会と神父の立場、葛藤。救いをどこに求めればいいのか。

信仰や神など、日本人には少し馴染みの薄いテーマかもしれません。…が、不条理な世界で神父が人間にとって、一番大切な美徳を見つけるシーンには誰もがグッと来るはずです。