きぬきぬ

ある神父の希望と絶望の7日間のきぬきぬのレビュー・感想・評価

3.4
堕落した信仰、権力の失墜と、その権威の象徴として憎悪の標的とされる神父には理不尽であるけど、陰で陰湿に残酷に増幅している悪意に遺恨の根深さを感じる。
贖罪と赦しさえ傲慢に思えもする、人の魂を救うことの難しさ。

自分自身も不完全な人間であるがままのブレンダン・グリーソン良い。
脇も曲者役者を揃えてるし。
ドーナル・グリーソンも出ていて、なにげに親子共演だわ。
きぬきぬ

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