*夏の推し女優祭り2017*②本目
主演女優は、吉岡里帆さん。
福田雄一監督「明烏」での怪演がとにかくインパクトがあり、絶対にブレイクすると思っていました。
「あさが来た」を経ての現在の活躍ぶりはすごいですね。
これめっちゃ面白かった。こういうの好き。
「カルテット」とかもそうだったけど吉岡里帆さんはこういうちょっとアブナイというか、ちょっと変わった女の子の役が本当に似合いますね。
イワシを丸呑みしたりとか、〝センパイ〟の顔につばを吐きかけたりとか、〝センパイ〟の腹を蹴り続けたりとか、
「Like a Virgin」を「処女み～たい♪」って直訳で歌ったりとか、いちいち超絶可愛いんですよ。殺す気かよ。
映画としてもとても良かった。
いきなりのスプラッタ描写に唖然とするファーストシーンからの、可愛らしいオープニングアニメーションの流れで「あ、もうこれ絶対好きなやつだわ」と確信。
チープに見えがちなVFXは最小限にとどめ、あくまでセリフや演技で世界観を構築する手作り感のあるSFが味わいがあって好き。
次から次へと意外性のあるセリフが出てきたり、意外な設定が明らかになったりして結構笑える。
全編に流れるエレクトロニカポップも作品の素朴さに合っていて、観ていてとても癒やされます。
チープだけど素朴な味わいがあって癒やされる、なんとも可愛らしい作品です。
これ、ソフト化してくれませんかね。
dmmでダウンロード販売してはいるようですが、こういうのはブルーレイで欲しい。
