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少年は残酷な弓を射るの8bitのレビュー・感想・評価

少年は残酷な弓を射る(2011年製作の映画)
3.4
ティルダ・スウィントンは得体の知れない女優ナンバーワン。
映画を観るたびに次々と印象が変わる、何が飛び出すかわからない不思議な魅力を感じる。
そんな彼女の演技や存在感に真っ向から勝負を挑んだエズラ・ミラーもまた強い。

母親の着ているものや身の回りには常に赤いものがあって、ケヴィンの周りには常に青。
彼が赤いものを徹底的に嫌っているあたり、決して埋まることのない親子の溝を感じさせたりして絶望的な気持ちになる。

決して悪い映画じゃないけど、もう観たくない笑
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