8bitさんの映画レビュー・感想・評価

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長野県在住。映画とカレーさえあれば、生きてゆける!

大脳分裂(2000年製作の映画)

1.0

昨年SNSで「卍」という言葉が流行っていたけど、いったいどういう意味でどんな時に使うのかが全くわからなかったんで、自分なりにずっと考えていたんですね。
で、この映画を久々に観て、「ふぁ?もしかしてこれ
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マザー!(2017年製作の映画)

5.0

今年の裏ベスト候補。

残念ながら日本公開中止となってしまいましたが、どうしても観たかったので輸入ブルーレイを買いました。
日本語字幕と日本語吹替が収録されていたのでお得でした。

実際観てビックリ。
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デトロイト(2017年製作の映画)

-

もう見ていられない。

こんなにも「早く映画が終わって欲しい、早く映画館から出たい」と思わされた映画はない。
突き付けられた事実に、怒りとか哀しみすら湧いてこない…ただただもう終わって欲しいという気持
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キュア ~禁断の隔離病棟~(2016年製作の映画)

3.5

異様すぎる…。

このジメッと、ヌメッとした感触は『エヴォリューション』を思い起こさせる。
でもこれアメリカ映画なんですね。しかも20世紀フォックス。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」や「ローン・レン
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

回想シーンが必ずしも事実ではないという前提で、自分なりの解釈を考えてみた。

「カイザー・ソゼはキートン(ガブリエル・バーン)である。」

クライマックスの解釈。船を襲撃した理由。
キートン(=ソゼ)
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.0

いま、観ごたえのある「映画」を観たいなら、是非コレを。
確実に「映画を観た~!」って気分になれますよ。
観終わったあと、いろいろ語り合える映画です。

実話ベースと見紛うようなリアリティに満ちたストー
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赤色彗星倶楽部(2017年製作の映画)

5.0

これは好き。大好き。

誤解を恐れずに、ひとことで例えるなら。
「大林宣彦が監督する『君の名は。』主題歌はバンプオブチキンの『天体観測』で」。

九月の夜空と、恋と、彗星と、文化祭と、美少女。
映画に
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(2013年製作の映画)

3.3

肉の日(29日)に因んで♪(゚∀゚)

村の閉塞感とカニバリズムという猟奇的な題材の組み合わせが醸し出す、おどろおどろしい雰囲気が抜群。
グロを控えめにし、アートっぽさを狙った映像も綺麗め。

両親が
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ラビナス(1999年製作の映画)

4.0

喰って生きるか、喰わずに死ぬか。
人肉喰いねぇ!(゚∀゚)

カニバリズムを軸に据えた、退廃的なホラー。
人肉を食べるとその人間の力をも手に入れるので、超人のように強くなってしまうのだそうな…。
凜々
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美味しい美女(2017年製作の映画)

3.0

目がチカチカしてくるほどにオシャレでポップなサイレント映画。
でも描かれるのはカニバリストとベジタリアンの恋という、とんでもねえお話。

好きな人のために自我を抑え、相手に合わせられるかという、とても
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イノセント15(2015年製作の映画)

3.8

【追記のため再レビュー。というかただの上映会レポです…スミマセン】

15歳。
尾崎が「盗んだバイクで走り出す」と歌った歳。

この映画はまさに、15歳のふたりが盗んだバイクで走り出す物語。
ふたりは
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希望のかなた(2017年製作の映画)

3.8

今年の映画館初めはこの作品に。

人と音楽と犬で〝優しい〟映画を作ってきたアキ・カウリスマキだけど、今回はちょっぴり違った。
いつものようにどこか可笑しくて、どこか哀しい人間たちの物語に、心が暖かくな
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

5.0

***予告***
おっす!オラ、ジョン・ウィック!
ある日、古い友達がいきなり訪ねてきて「姉さんを殺してくれ」って言うんだ。
奴には借りがあるから仕方なく引き受けたんだけどさ、おかげで世界中の殺し屋か
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エマニエル夫人(1974年製作の映画)

3.0

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
遅ればせながら新年一発目のレビューです。

とにかくエロい人がエロい人のためにつくったエロい映画です。
内容なんてあって無いよ
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

4.0

今年最後のレビューはコレになりました。

めっちゃ面白かった。血湧き肉躍るとは、まさにこのことだ。
「荒野の七人」も「七人の侍」も観ていないので、フラットな状態で観れたのが良かったのかもしれない。
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映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

3.5

ひとつひとつのシーンを、表情を、言葉を、噛みしめながら観る。
詩集のページを少しずつ捲ってゆくような。
なんかまた東京に行きたくなっちゃった。

池松君はいつもの無表情な低温演技とは違って、やや体温高
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.5

【後半はレビューではありません。長いです…スミマセン。】

135分間、私の心は間違いなく1989年夏のデリーにいた!

少年少女のひと夏の物語がとても丁寧に描かれている。
ひとりひとりが物語の中に確
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ウィッチ(2015年製作の映画)

4.5

悪魔の名の下に、家族が崩壊してゆく…。
決して観ていて楽しい話じゃないけど、信仰心と疑心暗鬼の狭間で揺れ動く極限のドラマに食い入るように見入ってしまった。
信仰というのは人間にとってとても大切なものの
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エヴォリューション(2015年製作の映画)

3.7

危うくお昼に食べたパスタが戻ってきそうな…。

美しさも、得体の知れなさも、気持ち悪さも。全てが恐い。
でもこの恐さとか気持ち悪さって、もとを突き詰めると〝生命〟という不可解な存在そのものに感じている
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全員死刑(2017年製作の映画)

2.0

物語自体はとてもエグい。とても不快なものなんだけど、観てる間は不快感や嫌悪感は全くなかった。
むしろ心穏やかに観れた。

容赦ないふりをして、肝心なところで手加減されてる気がする。
冒頭の盗撮客がボコ
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マッドマックス 怒りのデス・ロード ブラック&クロームエディション(2015年製作の映画)

4.5

火曜から出張なので、荷造りしながら流し観でもしようと思ったら…見入っちゃって全然捗らねえの!

圧倒的熱量を持った最狂のエンタメアクションが、黒色と銀色のコントラストによって格調高い芸術作品に生まれ変
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ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!/ハード・デイズ・ナイト(1963年製作の映画)

4.0

やはりビートルズはモノクロームがよく似合う。
スーツに身を包んだ、4人のマシュルームカットの若者のスタイリッシュさ。
彼らが映る全てのシーン、全てのカットがポスターになり得る。

映画自体は60年代英
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.6

昔はよかった。あの時代に生まれていたら…。
いつの時代の人も思うものなのかな。

過去は過去であるからこそ美しく見えるのであって〝黄金時代〟なんてものは、個人が創り出した幻想なんだ。
誰もが薄々感じて
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女の子よ死体と踊れ(2015年製作の映画)

3.3

このユルくてシュールな感じが、夜勤明けの疲れた身体にちょうどいい。

〝ゆるめるモ!〟の子たちの演技がたどたどしすぎて、なんかクセになる。
普通の映画ならこんな棒読みは我慢できないところなんだけど、そ
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或る終焉(2015年製作の映画)

4.0

無音のエンドクレジット。
こんな時、どういう顔をすればいいのかわからないの…。

なんというかね。
こういう映画を観ると、人間て何のために生きてるの?とか、死ぬために生きてんのかな。とか思ったりしちゃ
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ベアーズ・キス(2002年製作の映画)

3.6

素朴で可愛らしいけど、ちょっと切ない映画。
ストーリーの詳細についてはネタバレ厳禁かも。
幻想的な雰囲気も相まってお伽噺をみているような。
脚本にテレンス・マリックが参加しているのも納得。

サーカス
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ポエトリーエンジェル(2017年製作の映画)

3.4

主演のふたりがいい。
メジャー映画のような飾り立てたキラキラ感じゃなくて、自然体の清々しさ。
〝詩のボクシング〟という、肉体ではなく、自らの内面から湧き上がってくる言葉で勝負する競技を通して、それぞれ
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ロブスター(2015年製作の映画)

5.0

〝私はロブスターになりたい〟って
〝私は貝になりたい〟以来の凄いセリフだと思う。

自分が映画に求めているもののひとつとして、〝見たことのないものを観たい〟というのがあって。
この映画はそういう自分の
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At the terrace テラスにて(2016年製作の映画)

3.8

独特な映画だなあ。日本人にしか作れない映画だよなあ。

この状況。実際にその場にいたらもう絶対に帰りたくなるけど、傍から見てる分にはめっちゃ面白い。
各々の言葉や会話の間から微妙な人間関係や感情の揺れ
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静かなる叫び(2009年製作の映画)

3.7

ドゥニ・ヴィルヌーヴの旧作という事以外、まったく情報を入れずに見たのですが。

ファーストカットから度肝を抜かれました。
ああ、こういう映画なんだ…。
コロンバインの10年も前にこんな事件があったとは
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狂覗(2017年製作の映画)

3.7

これは面白いです。

教師たちが体育授業中に教室に忍び込み、無断で生徒の荷物検査を行うというシチュエーションがもう不快感MAX。
教師間の微妙な関係性や棘のあるやりとりなんかもリアルで、何も起きない前
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おじいちゃん、死んじゃったって。(2017年製作の映画)

3.8

タイトルやポスターの印象ではシリアスで地味な作品をイメージしていたんですが、良い意味で裏切られました。
誰も一度は経験する〝お葬式〟を題材とした家族コメディでした。

久々に集まったことで親兄弟や親戚
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GODZILLA 怪獣惑星(2017年製作の映画)

4.0

なるほど、そうきたかー。
『シン・ゴジラ』からまだ1年ちょっとにもかかわらず、またもや新しいゴジラ像が。
やはりゴジラはクリエイターたちの創造性を刺激する怪獣なんですね。

『シン・ゴジラ』とは全く別
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.0

映画館のシートに座りながら、終始ポスターの彼(→)みたいな顔で観てました。

ちょっと前までは、ホラー映画といえばグロ描写重視のものが多かった気がするんですが、
シャマランの「ヴィジット」あたりから、
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.8

観終わった直後は「え…これで終わりなんですか??」と戸惑ったけど、冷静になって振り返ってみると、これはとても残酷な復讐なんだな。と思いました。

映画史に残る、残酷な〝放置プレイ〟ですよ。

彼女同様
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バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

4.0

原作小説が出版されたとき、もの凄い話題になって、毎晩震えながら読んでた。
クラスメイトが惨殺されてゆく様子がひとりひとり丁寧に、しかも淡々と描かれていて恐いんだ。
設定とかあまりにも荒唐無稽だし、いま
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