8bitさんの映画レビュー・感想・評価

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長野県在住。映画とカレーさえあれば、生きてゆける!

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ミスミソウ(2017年製作の映画)

4.5

自分的に、本年度いちばんの大物。
偶然にも800レビュー。

何年か前に読んだ原作は、いまは目に触れないようにクローゼットの奥に封印してある笑
とにかく哀しくて恐い。
〝惨劇〟としかいいようのない物語
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聖なるもの(2017年製作の映画)

5.0

【再レビュー】

ついに劇場公開されたので、さっそくポレポレ東中野で観てきました。
都合4回目の鑑賞(スクリーンでは2回目)。観るたびに新たな発見や驚きがある反面、謎は深まるばかり笑。
やっぱり観れば
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ハッピーエンド(2017年製作の映画)

3.0

この監督らしい、不穏で不快な映画ではあるけど。
なんというか、これまでの作品と比べて突き刺さってくるものが弱い気がするんだな。

なんとなく過去作の焼き直し?セルフオマージュ的なにおいがする。
家族と
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娼年(2018年製作の映画)

3.5

【下ネタ多いです…スミマセン】

思わずエンドクレジットに「セックス指導・加藤鷹」がないか探してしまった。
松坂桃李くんの手●ンと高速ピス●ンがいちばんの見所です。

8割方女性で埋め尽くされた満員の
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歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

3.7

これこそ日本映画、日本人の映画。

大きな展開もなく、ただひとつの家族が久々に集まった様を描いているだけなのに、彼らの表情や言葉の節々からこの家族の関係性やお互いの感情、抱える問題が少しづつわかってき
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ラッカは静かに虐殺されている(2017年製作の映画)

-

故郷であるシリアの町、ラッカをISに支配された市民がジャーナリスト集団を結成。SNSを駆使して世界中にシリアの現状を訴え続けた(いる)、彼らの闘いの記録。

この市民ジャーナリスト集団の名前がそのまま
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亜人(2017年製作の映画)

3.4

日本の俳優の中で一番好きなのが綾野剛さんです。
彼は作品毎にイメージが異なる役を意識的に選んでいて、ここ最近より顕著になってきた気がします。
今回もいままでとは違ったイメージの役をめっちゃ楽しそうにや
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まぼろしの市街戦(1967年製作の映画)

4.0

聞きしに勝る傑作です。
第一次世界大戦下フランスのとある小さな町。
ドイツ軍によって時限爆弾が仕掛けられているという情報に、それまで暮らしていた人々が街を離れ、残されたのは「精神面に問題あり」とされ病
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.7

思ったより地味。思ったよりエロい。

怪我によってステージに立てなくなったボリショイのバレリーナが、難病の母親のためにロシアのスパイとなる。というなかなかに胸熱なお話なんだけど、アクション皆無で情報戦
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ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

5.0

猫が好きで音楽が好きな自分にとっては、もう最高の組み合わせじゃないですか。
文句なしの満点献上ですニャア🐈

どん底に墜ちたとしても、寄り添ってくれる存在がいれば、きっと立ち直れる。きっとやり直せる。
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四月の永い夢(2017年製作の映画)

3.8

なにげなく応募した青山シアターのオンライン試写会に当選し鑑賞する事ができたのですが、タダで観てしまったのが申し訳ない気持ちになる良い映画でした。

豊かな映像美と重くなりすぎない軽やかな語り口がとても
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プリティ・ライフ パリス・ヒルトンの学園天国(2006年製作の映画)

2.5

最近ゴシップ方面でもめっきり見かけることが少なくなったパリス・ヒルトンが全盛期に主演し、案の定酷評された映画。

セレブでお洒落でエロくて可愛くて抜けてる。
みたいなパリスのパブリック・イメージそのま
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ストレンジ・デイズ/1999年12月31日(1995年製作の映画)

4.0

キャスリン・ビグロー監督、ジェームズ・キャメロン脚本という元夫婦の最強タッグで描く、
1999年12月31日のロサンゼルスで起こる連続殺人事件。

物語のキーとなるのは、ディスクに記録された他人の記憶
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ペンギンズメモリー 幸福物語(1985年製作の映画)

4.3

勝手にfilmarksデビュー2周年記念レビュー。

帰還兵の戦争後遺症を描いた、世界的にも珍しいアニメーション映画ではないでしょうか。

デルタ戦争の激戦区で仲間を失いながらも帰還兵として故郷へ戻っ
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.9

これは、ある意味ポスター詐欺ですね。
ミステリーとかサスペンスの類の物語ではありませんでした。でも、面白かった。
「映画を観たなあ」って気持ちにはさせられたし。画面の向こうから登場人物たちがこちら側に
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ナチュラル・ボーン・キラーズ(1994年製作の映画)

4.0

オリジナル脚本を勝手に改変されてタランティーノが怒ったという事実に引っ張られて、過剰に嫌われている感のある映画ですけど。自分は好きだなあ。
タランティーノ云々は一旦置いといて、フラットな目線で観る事を
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闇のあとの光(2012年製作の映画)

-

赤いシルエットの悪魔が部屋を徘徊する予告編の美しさに惹かれて観賞。
うわああ。
小洒落たアート作品でも観て格好付けようと思ってやっちまったやつ。

なるほど。さっぱり意味わからん…。
断酒の会、ラグビ
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5つ数えれば君の夢(2014年製作の映画)

4.0

『おとぎ話みたい』『溺れるナイフ』もそうとう変な映画だったけど、これが一番変だし一番好き。
東京女子流というアイドルグループが主演の女子校を舞台にした青春群像劇。
メンバーそれぞれ綺麗に撮られているう
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.0

ニュースなどで「自分は当たり前の事をしただけ」とか「無我夢中だった。体が勝手に動いた」といった言葉を目にする事がある。
勇敢な行動に感心する反面、自分が同じ立場だったら…と考える。

彼らが起こした咄
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最低。(2017年製作の映画)

3.5

「最低。」
原作者である紗倉まなさんが、自分の職業を近親者や友人知人に知られたときに何度となく浴びせられた言葉なんだろうと思う。
自虐的なタイトルだけど、それだけにこの作品に込められた彼女の覚悟や思い
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クライング・ゲーム(1992年製作の映画)

3.9

とてもシンプルだけど、〝性(せい)と性(さが)〟というテーマを根幹に、哀愁と驚きに満ちたストーリーに魅せられる。
アカデミー脚本賞も納得。

IRAの一員ファーガスと、彼に拉致され人質となった英国軍兵
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カリフォルニア・トレジャー(2007年製作の映画)

5.0

これ。
ブックオフで投げ売りされてたり、TSUTAYAやGEOの隅っこでホコリかぶってる映画なんですけど、全力で推したいやつ。

安っぽいジャケがやる気なさ過ぎで、全く視聴意欲というものが湧いてこない
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光と禿(2016年製作の映画)

4.5

この映画もタイトルや、ハゲのおっさんが主役(しかもクリトリック・リスというなんとも味わい深い響きのステージネーム…)というだけで、スルーされてしまうのは勿体ないなあ…。

「やらなあかんときがあんねん
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獣道(2017年製作の映画)

3.8

「嫌われ松子の一生」や「愛のむきだし」を観たときのような、なんともいえない力強さを感じた。

学ランの高校生がまったく高校生に見えないくらい老けすぎな時点で、「うわ。失敗したかな?」と思ったんですが、
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リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

3.5

コミックの映像化としては申し分ない。
ほとんど文学の文脈で評価されている原作にもかなり忠実だし、スタンダードサイズの画面やインタビューの挿入といった古くさい演出も、〝あの時代〟の皮膚感覚や気分をうまく
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大脳分裂(2000年製作の映画)

1.0

昨年SNSで「卍」という言葉が流行っていたけど、いったいどういう意味でどんな時に使うのかが全くわからなかったんで、自分なりにずっと考えていたんですね。
で、この映画を久々に観て、「ふぁ?もしかしてこれ
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マザー!(2017年製作の映画)

5.0

今年の裏ベスト候補。

残念ながら日本公開中止となってしまいましたが、どうしても観たかったので輸入ブルーレイを買いました。
日本語字幕と日本語吹替が収録されていたのでお得でした。

実際観てビックリ。
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デトロイト(2017年製作の映画)

-

もう見ていられない。

こんなにも「早く映画が終わって欲しい、早く映画館から出たい」と思わされた映画はない。
突き付けられた事実に、怒りとか哀しみすら湧いてこない…ただただもう終わって欲しいという気持
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キュア ~禁断の隔離病棟~(2016年製作の映画)

3.5

異様すぎる…。

このジメッと、ヌメッとした感触は『エヴォリューション』を思い起こさせる。
でもこれアメリカ映画なんですね。しかも20世紀フォックス。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」や「ローン・レン
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

回想シーンが必ずしも事実ではないという前提で、自分なりの解釈を考えてみた。

「カイザー・ソゼはキートン(ガブリエル・バーン)である。」

クライマックスの解釈。船を襲撃した理由。
キートン(=ソゼ)
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.0

いま、観ごたえのある「映画」を観たいなら、是非コレを。
確実に「映画を観た~!」って気分になれますよ。
観終わったあと、いろいろ語り合える映画です。

実話ベースと見紛うようなリアリティに満ちたストー
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赤色彗星倶楽部(2017年製作の映画)

5.0

これは好き。大好き。

誤解を恐れずに、ひとことで例えるなら。
「大林宣彦が監督する『君の名は。』主題歌はバンプオブチキンの『天体観測』で」。

九月の夜空と、恋と、彗星と、文化祭と、美少女。
映画に
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(2013年製作の映画)

3.3

肉の日(29日)に因んで♪(゚∀゚)

村の閉塞感とカニバリズムという猟奇的な題材の組み合わせが醸し出す、おどろおどろしい雰囲気が抜群。
グロを控えめにし、アートっぽさを狙った映像も綺麗め。

両親が
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ラビナス(1999年製作の映画)

4.0

喰って生きるか、喰わずに死ぬか。
人肉喰いねぇ!(゚∀゚)

カニバリズムを軸に据えた、退廃的なホラー。
人肉を食べるとその人間の力をも手に入れるので、超人のように強くなってしまうのだそうな…。
凜々
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美味しい美女(2017年製作の映画)

3.0

目がチカチカしてくるほどにオシャレでポップなサイレント映画。
でも描かれるのはカニバリストとベジタリアンの恋という、とんでもねえお話。

好きな人のために自我を抑え、相手に合わせられるかという、とても
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イノセント15(2015年製作の映画)

3.8

【追記のため再レビュー。というかただの上映会レポです…スミマセン】

15歳。
尾崎が「盗んだバイクで走り出す」と歌った歳。

この映画はまさに、15歳のふたりが盗んだバイクで走り出す物語。
ふたりは
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