8bitさんの映画レビュー・感想・評価

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長野県在住。映画とカレーさえあれば、生きてゆける!

映画(819)
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クソ野郎と美しき世界(2018年製作の映画)

3.2

あれから ぼくたちは

園子温節が全開に空回りする1話目から、やっちまったかーと不安になったけど、2話目の「あの」シーンあたりから趣旨がわかった気がする。
「過去」「喪失」といった共通のテーマを持つ3
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薄氷の殺人(2014年製作の映画)

3.8

普通のサスペンス映画だと思っていたのでクセ強めな作風にびっくりしつつ、それがちょっと嬉しかったり。
ハードボイルドな雰囲気だけど、ニコラス・ウィンディング・レフンのようなアートっぽさも感じる。

冒頭
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.3

あの頃、何を考えていたのか。
あの頃、何が好きだったのか。
あの頃、何に憧れていたのか。

〝cool!〟や〝awesome!〟が合い言葉で、喜怒哀楽が目まぐるしいレディ・バード。なんだかんだで青春を
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パンク侍、斬られて候(2018年製作の映画)

3.0

退屈な日常から離れ、馬鹿んなって楽しめる、ある意味ドラッグ・ムービーみたいなものではなかろうか。
暑くてやってらんねえよ、とばかりに駆け込んだ日曜の映画館で観るには最適なやつでした。

長いものに巻か
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ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

5.0

“十人十色”じゃないけど、人にはそれぞれの世界や色があって、良くも悪くもその中で生きてゆく。
それぞれの色が混じり合ったり離れたりする事で、人生というものが形成されてゆく。
好きな人とうまくいかなかっ
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愛のコリーダ(1976年製作の映画)

3.5

クインシー・ジョーンズのあの曲は流れなかった。

これはやばい。
まさに“性愛”の映画。
食べて、寝て、セックスする。
毎日毎日毎日。
愛する人と繋がっていたい。
愛する人の全てを自分のものにしたい。
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くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ(2012年製作の映画)

3.8

絵が好き。まるで水彩画で描かれた絵本が動き出したような。
素朴だけど伸びやかな映像に魅せられる。

くまと小ねずみの交流を描いたストーリーは一見子供向けと見せかけて、実はところどころに風刺のきいた大人
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ラストハウス・オン・デッドエンド・ストリート(1977年製作の映画)

1.1

三度の飯よりグロが好き、というナウなヤングにオススメ。
好きな人が好きなように嗜みましょう。

どこかのZ級ポルノ映画監督が「もっと過激なものを作りたーい。ならばスナッフフィルムに挑戦だーい。」という
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宇宙戦争(2005年製作の映画)

4.0

多分スピ映画のなかでもいちばん好きかも。
ブチギレたトムクルーズがいきなりピーナッツバターサンドを窓に投げつけると、そのままビターンと張り付いたままなところが特に好き🥪

あのシーン自体が「ごっつええ
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STAR SAND 星砂物語(2017年製作の映画)

3.2

1945年の沖縄を舞台とした戦争映画ですが、激しい爆撃や戦闘シーンは一切無く。
戦禍から離れた小島の洞窟を舞台とした人間ドラマ、さらに2016年を生きる大学生の視点も交差させ、戦争とはなにか、平和とは
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恋とさよならとハワイ(2017年製作の映画)

3.3

とっくに別れてるのに同棲してるっていう、どうにも煮え切らない恋をちゃんと終わらせたい女の子のお話。

「かも」だけど、限りなく○○に近い「かも」。っていうこの微妙な感覚。
ひとつの事を完全に終わらせる
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GODZILLA 決戦機動増殖都市(2018年製作の映画)

4.7

面白い!!!
「そうきたか!」で終わった第一章に続き、今作は「こうきたか!」の連続でございました。
文字どおり、牙を剥いてきたー。

「決戦機動増殖都市」なるタイトルの意味がようやくわかった。なるほど
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.5

映画じゃけぇ、何をしてもえぇんじゃ!

えぇじゃないか(゚∀゚)!

上映開始と同時に地震が起きて、劇場がゆらゆら揺れる中観た冒頭の豚小屋シーンから「この映画、只者ではない」と確信。
演出、脚本、演技
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

4.0

本年度の「ネオン・デーモン」枠。
アートなオサレ変態映画ですよー。

しかしその実、これはひとりの少女が大人の階段をのぼる怪談なのであ~る。
無垢な少女が初めての〝めざめ〟を経験し、いままで感じた事の
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アイスと雨音(2017年製作の映画)

3.8

松本CINEMAセレクトの上映会にて鑑賞。

とんでもなくトリッキーだけど熱い映画だった。こんな映画が成り立つなんて、奇跡としかいいようがない。
74分ワンカットで撮られた映画ではあるけど、74分その
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ウィッチ・フウィッチ(2018年製作の映画)

3.4

松本CINEMAセレクトの上映会にて鑑賞。

全編iPhoneで撮影。画角は4:3のスタンダードサイズ。
ストーリーは魔女と狼男の学園ロマコメ。
しかも画質を16mmフィルム風に加工してあって、とにか
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ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)

5.0

怒りなのか、悲しみなのか。
心の奥底がわなわなと震える。

こんなに美しい海岸なのに。こんなに青い空が広がっているのに。
彼らはそれを見上げる事もせずにひたすら下を向き、地面を掘り続ける。
未来などな
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.8

〝Sunshine〟ではなく〝Moonlight〟に照らされる人生もある。

大きな事件が起きたり、びっくりするようなストーリー展開があるわけでもないし、号泣するような感情を大きく揺さぶられるというわ
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悲しみの忘れ方 DOCUMENTARY of 乃木坂46(2015年製作の映画)

4.0

面白すぎる!

グループの誕生前夜からのヒストリー、主要メンバーの里帰り映像とインタビュー、全編を通して綴られる母親の心情。
AKB48のドキュメンタリーもエグくて面白かったけど、こちらはなかなかの感
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

4.5

自分的に、本年度いちばんの大物。
偶然にも800レビュー。

何年か前に読んだ原作は、いまは目に触れないようにクローゼットの奥に封印してある笑
とにかく哀しくて恐い。
〝惨劇〟としかいいようのない物語
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聖なるもの(2017年製作の映画)

5.0

【再レビュー】

ついに劇場公開されたので、さっそくポレポレ東中野で観てきました。
都合4回目の鑑賞(スクリーンでは2回目)。観るたびに新たな発見や驚きがある反面、謎は深まるばかり笑。
やっぱり観れば
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ハッピーエンド(2017年製作の映画)

3.0

この監督らしい、不穏で不快な映画ではあるけど。
なんというか、これまでの作品と比べて突き刺さってくるものが弱い気がするんだな。

なんとなく過去作の焼き直し?セルフオマージュ的なにおいがする。
家族と
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娼年(2018年製作の映画)

3.5

【下ネタ多いです…スミマセン】

思わずエンドクレジットに「セックス指導・加藤鷹」がないか探してしまった。
松坂桃李くんの手●ンと高速ピス●ンがいちばんの見所です。

8割方女性で埋め尽くされた満員の
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歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

3.7

これこそ日本映画、日本人の映画。

大きな展開もなく、ただひとつの家族が久々に集まった様を描いているだけなのに、彼らの表情や言葉の節々からこの家族の関係性やお互いの感情、抱える問題が少しづつわかってき
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ラッカは静かに虐殺されている(2017年製作の映画)

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故郷であるシリアの町、ラッカをISに支配された市民がジャーナリスト集団を結成。SNSを駆使して世界中にシリアの現状を訴え続けた(いる)、彼らの闘いの記録。

この市民ジャーナリスト集団の名前がそのまま
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亜人(2017年製作の映画)

3.4

日本の俳優の中で一番好きなのが綾野剛さんです。
彼は作品毎にイメージが異なる役を意識的に選んでいて、ここ最近より顕著になってきた気がします。
今回もいままでとは違ったイメージの役をめっちゃ楽しそうにや
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まぼろしの市街戦(1967年製作の映画)

4.0

聞きしに勝る傑作です。
第一次世界大戦下フランスのとある小さな町。
ドイツ軍によって時限爆弾が仕掛けられているという情報に、それまで暮らしていた人々が街を離れ、残されたのは「精神面に問題あり」とされ病
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.7

思ったより地味。思ったよりエロい。

怪我によってステージに立てなくなったボリショイのバレリーナが、難病の母親のためにロシアのスパイとなる。というなかなかに胸熱なお話なんだけど、アクション皆無で情報戦
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ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

5.0

猫が好きで音楽が好きな自分にとっては、もう最高の組み合わせじゃないですか。
文句なしの満点献上ですニャア🐈

どん底に墜ちたとしても、寄り添ってくれる存在がいれば、きっと立ち直れる。きっとやり直せる。
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四月の永い夢(2017年製作の映画)

3.8

なにげなく応募した青山シアターのオンライン試写会に当選し鑑賞する事ができたのですが、タダで観てしまったのが申し訳ない気持ちになる良い映画でした。

豊かな映像美と重くなりすぎない軽やかな語り口がとても
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プリティ・ライフ パリス・ヒルトンの学園天国(2006年製作の映画)

2.5

最近ゴシップ方面でもめっきり見かけることが少なくなったパリス・ヒルトンが全盛期に主演し、案の定酷評された映画。

セレブでお洒落でエロくて可愛くて抜けてる。
みたいなパリスのパブリック・イメージそのま
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ストレンジ・デイズ/1999年12月31日(1995年製作の映画)

4.0

キャスリン・ビグロー監督、ジェームズ・キャメロン脚本という元夫婦の最強タッグで描く、
1999年12月31日のロサンゼルスで起こる連続殺人事件。

物語のキーとなるのは、ディスクに記録された他人の記憶
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ペンギンズメモリー 幸福物語(1985年製作の映画)

4.3

勝手にfilmarksデビュー2周年記念レビュー。

帰還兵の戦争後遺症を描いた、世界的にも珍しいアニメーション映画ではないでしょうか。

デルタ戦争の激戦区で仲間を失いながらも帰還兵として故郷へ戻っ
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.9

これは、ある意味ポスター詐欺ですね。
ミステリーとかサスペンスの類の物語ではありませんでした。でも、面白かった。
「映画を観たなあ」って気持ちにはさせられたし。画面の向こうから登場人物たちがこちら側に
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ナチュラル・ボーン・キラーズ(1994年製作の映画)

4.0

オリジナル脚本を勝手に改変されてタランティーノが怒ったという事実に引っ張られて、過剰に嫌われている感のある映画ですけど。自分は好きだなあ。
タランティーノ云々は一旦置いといて、フラットな目線で観る事を
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闇のあとの光(2012年製作の映画)

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赤いシルエットの悪魔が部屋を徘徊する予告編の美しさに惹かれて観賞。
うわああ。
小洒落たアート作品でも観て格好付けようと思ってやっちまったやつ。

なるほど。さっぱり意味わからん…。
断酒の会、ラグビ
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