勝沼悠

ドクター・ストレンジの勝沼悠のレビュー・感想・評価

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)
4.5
 マーベル漫画の魔術師、ドクター・ストレンジ誕生を描く。

 圧倒的な映像美! ビームや衝撃波が飛び交うMCUの世界で今さら魔法をどう表現するのかと思ったが、これなら納得。派手で綺麗だけど不思議な映像で、トリップ感すらある。これぞ魔術。映画館で見るのがお勧め。
 ベネディクトやマッツの佇まいが最高。やっぱこういう映画こそ存在感のある俳優を使わあいと。吹き替えも良かった。エンシェント・ワンは樋口可南子だったのか!
 ストーリーも傲慢さと滅私、頑なさと柔軟さなど様々なテーマがあって見応え、考え応えがあった。ただ、ドルマムーと最後の戦いはちょっと違った感。

 MCUの一作目としては最高傑作ではなかろうか。 
 
 
勝沼悠

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