【第54回カンヌ映画祭 コンペティション部門出品】
『黒いスーツを着た男』カトリーヌ・コルシニ監督作品。カンヌ映画祭コンペに出品された。主演はエマニュエル・ベアールとパスカル・ビュシエール。
何気にちょこちょこ日本で公開されているカトリーヌ・コルシニ、これが初鑑賞。絶縁していた二人の女性を描いた人間ドラマ。
まぁまぁ面白かったかな。絶縁から再会、そして友情が捻れた愛に変わっていく様をじっくりと描いている。とはいえ90分ほどの尺なのでテンポは早い。
コルシニの官能的で大胆な描写が炸裂していると言える作品で、関係性が次々に変化していく様は見ていて面白かった。この感想で「女は怖い」とか言っちゃうのは流石に短絡的すぎないか。
友情と愛情の狭間を彷徨うような描き方はなかなか面白かったし、男女関係なく誰もが起こり得る関係性だと思う。
そんなに面白いとは思えなかったが、興味深い作品ではある。コルシニの作風がよく分かる作品だった。