身近にALSの知り合いがいて、そんな彼につい重ねて見てしまった。
ストーリーは、理論物理学者のスティーヴン・ホーキング博士と彼の元妻であるジェーン・ホーキングの物語。
治療法も確立されていない病気に冒されていく恐怖や心の葛藤、絶望は計り知れないだろう。
それでも明日に希望を持ち、たくましく生きる博士や、妻のジェーンの愛、強さに感情移入してしまう。
この映画では、1人のALS患者とそれを支える妻のストーリーとして描かれているが、この病気に苦しみ、日々闘い、明日への希望と絶望の狭間で生きていく人々は世の中にもまだまだいる。医療が発展し、治療法が確立される未来を信じてやまない。
