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博士と彼女のセオリーのtAeKoのレビュー・感想・評価

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)
4.0
光やアンティークな色味、イギリス特有の洋服や小物、全て好み。

ヘアースタイルも可愛い。
髪の毛の細かな一本一本まで映し出してる。


ジェーンの無償の愛を感じた。、、、
病気がわかってしまったスティーブンは、ジェーンに向かって、
「余命2年だ。研究したい。」というが、それに対し
「愛してる。」
「たとえ短い間でもあなたと一緒にいたいの。」という。
このシーンが好き。

途中で、ジェーンは介護生活に疲れてしまい、手伝ってくれる人を雇いたいという。「2年だと思ってた」
、、、2年で死んじゃうと思ってたから頑張れたってことかな、、、?
大好きな人に対し、こんなことを思うのは悲しい。
おじいちゃん、おばあちゃんの介護をしているお母さんが、日々疲れていき、苛立ちがでてきて、きつく当たってる姿からも、一人で、心穏やかに介護し続けるのは大変なのだと感じた。

そのあと、ジョナサンを手伝いとして雇うが、ジェーンはジョナサンに惹かれていき、ついに子供までできてしまう。
スティーブン、ジェーンがジョナサンに惹かれてるのを気づいてながら、何も言わない。自分が幸せにできてないから、愛する人が幸せになるならそれでいい、といく優しさなのかなと思う。


最後の展開は、わたしに難しく、あまり理解できなかったけど、いい映画だなぁと思う。
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