いむ

博士と彼女のセオリーのいむのレビュー・感想・評価

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)
3.8
🎥命がある限り希望もある

ビューティフルマインドに似てる映画!
でレビューを終わらすことのできない映画^_^

"命ある限り希望もある"映画で印象に残っている言葉💭
確かに命がある限り希望もあって希望があるから努力ができる。根元にはジェーンの愛情と周りのサポートが隠れている✨

ALSは全身の筋力が衰えていくだけでなく、知能や思考力はそのままと私は辛い病気だと思う🥺
そしてスティーヴンは需要の5段階を綺麗に通っていました^_^
否認、怒り、取引、抑うつを通し受容することができる。
一緒にクロッケーをする場面ではこの5段階がよくわかっりました!!
ALSを宣告された当事者は病気を受け入れできないまま、それを周りに伝えるということは苦しいことだと思う。また告白された方もそれをどのように受け止めるか、受け答えするのか正解なのか考えさせられます。

最終的にはたとえ治らない病気とわかっていても、みんなで戦うことが大切と訴えてくる映画のようです🙋🏽‍♀️

戦うとは簡単に言っても実際、病気と向きあってみると
周りの人がナイフとフォークを使って普通に食事できていること、階段を1人で登れないこと、会話がままならないこと、育児を手伝うことができない、普通の家族でないこと
たくさんのもどかしさや怒り劣等感さえ覚える。
けど、病気を抱えながらも、講義したり、論文書いたり、宇宙の誕生、時間の証明をするのは自分の存在価値を証明しているかのようです🥺

ジェーンや家族、仲間が支えてくれたからこそ、何気ない日常を過ごすことができる。
愛って素敵だなと思わせてくれた映画です!
いむ

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