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追憶と、踊りながらのBBのレビュー・感想・評価

追憶と、踊りながら(2014年製作の映画)
3.6
全体的にふんわりとした切なさを漂わせる作品。通訳が毎回入ることで、妙に間延びした形で、セリフと感動を二回味わえる構造がとてもユニーク。
始まって5分ぐらいで泣き始めて、それから1時間半ほとんどぶっ通しで泣いた気がする。
他の人も書いたけど、まさに孤独感と価値観がテーマだった。もっというと、自分の価値観を変えられないでいると、孤独な生活が待っているというメッセージを感じた。行き違いは同じ家族、同じ文化、同じ言語を共通に持つ人々の間にも起きるけれど、それを直そうとするか、放り出すか、それが分岐点。
職業柄、あのクソ似非通訳をひっぱたきたいと思うところが何回もあった。(なぜプロの通訳が必要かを見事に宣伝してくれているようなものだな)
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