油淋鶏大盛り

セブンス・サン 魔使いの弟子の油淋鶏大盛りのレビュー・感想・評価

3.0
ジュリムアとジェフブリ、ベンバとアリヴィキャの相似形ですが、たいしてドキドキしません。
この映画単独ではあるあるばかりのストーリーで、全く説明が足りてなくて、流しとこうという気にさせるのですが、前述のミドルペア二人の針が振り切れてます。
とにかくJムーアは衣装もメイクも、ついでに化けるクリーチャーまで可愛く、ヒール感をどっかよそに置き忘れてきた確信犯でしょうか。

さて、こういう系は今どき大作シリーズ揃いで単品映画だとなかなか商売にはならないのは、皆わかってるはず。原作を尊重して、一冊ずつシーズン1から8ぐらいまで作れば絶対行けると思うけど。
おなじ金原瑞人さん翻訳のストラウドのバーティミアスシリーズも映画化の話が昔あったけれどおじゃんに、ダレンシャンも見事にズッコケ。ローリングは別として、ゲームの実写化はいくらでも流行る反面、児童文学の映画化についてくる絶対数はもう全世界的に少なくウケない、それが世相とでも言うしかないのでしょう…。