2回目の視聴。
ヒョンビンの映画の中で、これが一番好き。
兵役明けの復帰作であり、ヒョンビン初の時代劇ということだったが、
王の悲しみを秘めた威厳ある姿を十分に表現していて、正直びっくりした。
チョン・ジェヨン、チョ・ジョンソク、ハン・ジミンと演技派が脇を固め、見応えがある。
斬り合いのシーンなどは迫力に欠ける気もしたが、雨の描写や屋根の上から切り取られたように見せる剣のシーンなどは、非常に美しかった。
父親を祖父により米櫃に閉じ込められ殺された王。
刺客として送り込まれたが、いつしか王に惹かれ、最後は王を救おうとする宦官。
宦官と幼馴染でありながら、王の暗殺時には敵として殺し合わなければならなかった刺客。
それぞれの男たちの、悲しみに満ちた運命が、美しいシーンの中に描かれている。
米櫃事件は「王の運命」で描かれた。
こちらもソン・ガンホとユ・アインの熱演が光る作品。
続けてみると、理解が深まる。
ぜひ