とても良かった。
胸が高鳴って嬉しくて仕方ないみたいな種類の「楽しかった」ではないけど、とても良かった。
なんでだろう、宇宙の話なのにものすごくリアルな内容に感じた。ベースの設定以外がすごく現実的だったのかな。
言わずもがな、マット・デイモンは超ハマり役で、マットデイモンだからここまで良かったんだと思う。
場面展開も少なめなのに、マークの台詞だけで見てられる。
知的で気の利いたジョークが言えて軽口たたいて、かつバイタリティある役はマット・デイモン以外他にいい人思いつかないなあ。
多分これがブラピとかだったらきっと知的さに欠けるし、インテリ系使うとそれはそれで生命力の点で劣りそう。本当に適役だった！
ポスターも好き。表情がすごく良いし、「70億人が彼の還りを待っている。」ってコピーも肯定的で好き。
タイトルは私個人的にはThe Martian(火星の人)っていう原題の方がすごく素敵だなって思ったけど、オデッセイの方が分かりやすいのかな？
あと恋愛の要素が皆無な映画ってすごく珍しいなーって思った。恋愛どころか家族に関しても台詞の中で少し登場しただけだったし、「地球で心配して帰りを待つ存在」が描かれないってこういう話では珍しい…
でも改めて、死ぬまでに１度宇宙行ってみたいなあ…
「1つ問題を解決したら、次の問題を解決する。」励みになる言葉だね…
70年代の音楽好きにも楽しい映画だった。
渋谷TOHOシネマズ
