月下香

オデッセイの月下香のネタバレレビュー・内容・結末

オデッセイ(2015年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

🌙2024.04.24_24-70

監督は本作を「サバイバル映画の決定版であり、SF版ロビンソン・クルーソー」と話しているそう。確かにSF映画だけど、場所が火星なだけでほぼサバイバル映画...笑

主人公が明るくって逞しくって安心感がある。
火星に1人置いていかれたと分かっても、即冷静にお腹に刺さった破片を取り除き手術。残りの食糧で何日食い繋げるか計算、足りない分はジャガイモ育てたり水を作ったり...「幸い僕は植物学者」この台詞の安心感...!かつてこんなにも心強い植物学者がいただろうか...笑

それでも普段は明るいワトニーがたまに辛そうにしたり涙を流したり、そりゃどんなにポジティブな人でも火星に1人で取り残されたら正気では入れないよな...いつ迎えがくるか、生き残れるかすら分からないもんな...と感情移入してしまった。

そんなワトニーが仲間と再会できた時も感動したし、自分たちの地球への帰還が遅くなるにも関わらず全員一致でワトニーを助けに行こうってみんなが言ってくれたのが良い仲間すぎて最高。

地球のみんながワトニー1人のために知恵を出し、国さえも超えて協力するのも良い展開すぎる。色んな案をみんなが出していて、賢い人って凄いな〜と浅い感想しか出てこない理科苦手な私...笑

原作はアンディ・ウィアーの「火星の人」
この小説は幼い頃から宇宙オタクだったアンディがネットなどで火星で生き残る方法などを調べ、科学的にもその方法は正しいと言われているものばかりらしい。
いつか火星に行く時が来たらこれを頭に叩き込もう
月下香

月下香