面白かった。
あらすじ通り、いきなり主人公が火星に取り残されて、資源と知識をフル活用してサバイブしてくのがめちゃくちゃ面白い。
けどここまでは冒頭30分くらいの内容で、割と早い段階で地球との交信に成功して帰還ミッションに多くの尺が割かれる。専門用語もそこまで多く無く、シンプルにトラブルとその解決策が展開されるのでわかりやすく楽しめた。
無駄な人間ドラマも無く、一直線に主人公の奮闘と仲間達の想いが紡ぎ出されるところがよかったし、それだけに最後宇宙空間でキャッチできたところはすんごい感動してしまった。
主人公も良かった。マット・デイモンらしく、アメリカンな男で常にユーモアを忘れないところが作品のトーンを重くしないで良かった。
あとは音楽と綺麗な画が良かった。さすがリドリー・スコットで映画の作りが上手い。