ちはな

パレードへようこそのちはなのレビュー・感想・評価

パレードへようこそ(2014年製作の映画)
4.8
実話をもとに系
なんだか いろんな物がうまい具合に詰まってて 笑いあり 涙ありのいい作品でしたよ

捨てる神あれば拾う神あり
どこかに救いの手はあるもので
この場合 炭鉱労働者達のストの様子を見て マーク率いるゲイ達が募金活動を始める訳ですが その理由が「お互いサッチャーと警察に嫌われているから」
正直 その理由でそこまでする?って最初は思っちゃいました
自分達の為の活動をすればいいのにと…

しかし 私の考え方では 視野が狭いのだなぁと 目からウロコです
違う者同士でも 手を取り合って同じ目標に向かえば 今までにない成果を得ることもできる

悪い事してる訳じゃないのに 『偏見』という壁にぶち当たりながら
活動を通して ひとりひとりが 自分と向き合い変わっていく様もいい

おばちゃん達(お婆ちゃんも含む)の夜の下ネタでの盛り上がりもいい
(Ŏ艸Ŏ)
『パンとバラを』の歌声も素晴らしく(感涙)
男女問わず かわいらしいと思えるようなキャラの人が多くて そこも魅力
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