パレードへようこそのねこのみかたのネタバレレビュー・内容・結末

素晴らしかった！

感動して泣いた映画久しぶりじゃないか？

ゲイの人たちが、自分たちと同じように虐げられてる炭鉱労働者のために募金を集めよう！っていうその発想が、まずすごいなぁと思う。
自分たちには何も得するところはないのに、ただ純粋に弱い立場の人たちを助けたいという思いだけで行動に移すなんて、本当に素晴らしい。

なのに炭鉱側はゲイに対する偏見丸出しで、拒否するやつらがいたりして…。
今よりずっとずっと偏見が強くて、露骨に差別的な言動を取る人が多かった時代だもんなぁ、そりゃそうなるのもわかるけど…。

でも、ゲイたちとふれ合ううちにどんどん心を開いていく炭鉱の人たち。
見ててとても感動的だった。

そんな中でもやっぱり頑なに拒絶する輩がいるんだな。
なんだろう、ああいう人間って本当理解できない。

けっきょくストは中止、炭鉱夫たちも負けてしまって、ゲイのほうも個人個人で色々問題抱えてて、なんとなくちりぢりになってしまったんだけど、ゲイパレードを前にまた集結して一つになれて…そしてあのエンディング。

炭鉱の人たちがパレードにやってくるシーンは本当に感動的で、その上他の町の炭鉱夫たちも応援にやってきてって…もうこれは感動しすぎて号泣しちゃったわ。

正直全然期待してなかったんだけど、本当に観てよかった。