ぼやけたカツ丼

世界から猫が消えたならのぼやけたカツ丼のレビュー・感想・評価

世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)
4.2
自分に対して欲深くなりすぎたときにまた観たいと思う。
走馬灯ってこういう感じなのかな

「世界から何かをなくすこと=自分の一日の価値」というのがなんだか壮大すぎて、それは命の価値がデカすぎるんじゃ..?!と思ったけど、、、

大事な何かが無くなるだけじゃなくて、それに付随する色んなものも一緒に消えて、思い出も消えて、代替物のない、かけがえのない大事な何かを失くして生き続ける方がよっぽど辛い。でもそれが辛いと思えるってめっちゃ恵まれてるやん...今まで生きててよかったね、私...。
それがあったから出会えた人がいて、生きる楽しさにつながるものがあって、今の自分が作られているんだなぁ、としみじみ。。

万が一、もし自分が1日生きるために大事な何かを消すとしたら、自分の好物の食べ物とかがいいな...。明太子だし...。あ、でも代替物ありそうだからだめかな...。

佐藤健は素直な好青年の役が本当に似合うよ、、癖のある役はまだちょっと、、、なんか恥ずかしくなっちゃうから、、