このレビューはネタバレを含みます
まず、襲ってくる奴らがバンパイアなのか獣なのかハッキリしないので、取り敢えず奴らを『人獣』と呼ばせてもらいます。
皆さんの評価はほどほど高いようですが、私は基本設定ガバガバな作品に説得力を感じないのでスコアもちょっと控えめです。
①一年に一度の〈極夜〉の時期に人獣さん達がやってきたのは初めてなの？〈極夜〉は毎年1ヶ月（実際のバロー市ではほぼ2ヶ月）あるのに突然？普段の食事はどうしてるの？
②終盤になって主人公の連れ合いが保護した子供、なんで人獣が見逃してたの？子供なんて簡単に狩れるのに。てか、一人でどうやってひと月近く生き抜いてたの？だったら、もっと大勢が生き残っててもおかしくないよね？
③最北の地にしては皆さん物凄く薄着。ノー手袋にノー帽子、ノーマフラーでノーマスク（笑）たまにフード被るだけで凌げる寒さなの？
④襲撃されて一番に電気系統壊されたのに凍死者ゼロ？
他にも弱点は紫外線て根拠弱い推論がいきなり罷り通ったり、「これしかない」っていきなり人獣の血を注入してタイマン張ったり、わけわかんない。だって、あと数時間で太陽が戻ってくるんだよ？なんで相手の土俵に上がるかなぁ…。
序盤の凄惨な殺戮シーンを真上から映した映像は、雪の白に血の赤が映えて印象的で◎
そこそこグロくてそこそこスプラッターなホラー映画なので、私のように余計なことを考えなければ楽しめるかと。
追記
この話の前日譚や後日譚もあるらしく、そちらも観れば少しは疑問が解決しそうです。機会があれば観てみます。
