まぁ、こんなに泣くとは!ってくらい泣きました。自分でもびっくり。
主人公の仕事は身寄りのない亡くなった人々の葬儀をしていくこと。ただ主人公自身も身寄りがなく、規則正しく日々生活しているけれど、どこかさみしい。前半は淡々としています。
こういう哀愁漂ってて寡黙な人が個人的に好きなので、前半からものすごく感情移入してしまいました。
本当に静かな映画で、会話もあまり無いし音楽も少ないです。
ただ、それがこの映画を引き立てているというか、主人公や周りの人々の感情をより深く想像してしまうような気がします。
ラストは本当にもうなんと言ったらいいのか、とにかくショックで、悲しいし切ないし、だけどどこか優しくて幸せな気持ちになる…賛否両論わかれそうですね。でも少なくとも私は、自分が想像する限り主人公は幸せだっただろうと思うし、本当に良い映画だったなと思います。買おうかなぁ。
2015/10/15