桃可Carina

ハイ・ライズの桃可Carinaのレビュー・感想・評価

ハイ・ライズ(2015年製作の映画)
3.7
近代的なデザインの超高層マンションに越してきた精神科医のラング。ラングは完璧主義者で独りが好きなタイプだけど、住民のパーティーに参加した時を境に徐々に変化していく。マンションに住んでる人々は、上層階にはセレブ、下層階は凡人のようなヒエラルキーがはっきりしていて、その摩擦が中盤からマンションの故障と共にぶつかり合う。その狭間的な位置にいるランドは、どっちに転がっても居場所がない感じ。でも、最終的にそんなラングも住民同様におかしくなっていく気がする。

設定は70年代とかだけど、こんなハイテクな建物があったり、でも服装とかパーティーの仕方はその年代ぽくて現代と昔の風刺が混ざってる感じ。
結局、人は金があれば権力を振るうし、金がないと全てのものに貪欲になる、どうしようもない感がこの映画からは見れた。酒、暴力、セックス、金、子供、すべてのものが自由化した時人はクズ中のクズになるんだなと。


とか言いつつ、私が最終的に言いたいのはトム・ヒドルストンが最高級にかっこいいこと笑笑
私には嬉しすぎるショットたくさん笑笑ありがとうございます。。
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