数年ぶりに観たけど前観た時より今回の方が面白かった。
多分それは映画の皮肉ネタ、小ネタが前より理解できたからだと思う。
散りばめられたコメディー要素が分かるか分からないかで観た人の評価も大分変わりそう。
やっぱグリーンランタンの皮肉ネタが1番面白い。
『X-MEN ZERO』のあいつがデッドプールだったのは知らなかった。口を縫われたデッドプールが大不評でそれに対して「口を縫うぞ」はそういう皮肉か…と。
こういう皮肉やら媚びない言動が痛快。
特に映画に対する"ツッコミどころ"を代弁してくれるのがいい。
ただ後半が型にハマり過ぎた凡庸アクション映画になっちゃって残念な印象…のままエンドロール。
愛する女はさらわれるし、ピンチになるし、宿敵とは「素手で決着つけようぜ」っていう王道すぎるアクション映画に…。
前半の型破りで痛快なアクション、ストーリーのまま突っ走って欲しかった。
仲間のX-MENのキャラクターも個人的にあまり魅力的では無かった。
でもそういうの差し引いても十分笑えるし微グロありの異色なマーベル映画で結局デッドプール好き！
