デッドプール！！！！！！！
このヒーロー、今まで知ったアメコミヒーローの中でも、キャップを超えてしまいそうなくらい大好きだわ！！
知っての通り、デッドプールの最大の特徴はおしゃべり&「第四の壁を越える」能力。観客に喋りかけてくる！
メタ発言てんこ盛りで、これは一歩間違えるとただウザいだけのキャラになってしまうのに、世界観とライアンレイノルズのおかげで全然ウザくない！
んで、このメタ発言はX-MEN他作品をはじめとして、私がほとんど知ってるメジャーな映画等から取られたものであるので、ほぼ全部分かる！毎回笑える！映画通にしかわからないようなマイナーなネタは少ない！もちろん、本作そのものに対する発言(製作費ネタとか)が一番笑ったけど！最初の壁越えのシーンで早速X-MENのあの人を強烈にからかうもんだから声出して笑いそうになったよ！
そして！この「第四の壁の突破」は、映画館で楽しむのがイチバン！周りの席から聞こえるクスクス笑い声は普段ちょっとウザイけど、この映画では皆で一緒に笑って楽しんでる感じがしてメッチャ楽しかった！楽しい映画体験だった！
「ﾃﾞｯﾄﾞﾌﾟｰﾙとかよく知らないし、DVDでいいや><」って思ってる人！映画館で観て楽しもうよ！
次に最高なのが彼の戦闘スタイル！二刀流の剣で戦うぜ！カッコイイ！！
ニンジャに憧れる日本男児としては、剣でスタイリッシュ&ザンコクに悪人を殺しまくるキルビル式傭兵ヒーローとか最高すぎるぜ！
他のマーベル映画に比べると規模は小さいけれど、戦闘の演出が迫力あって爽快！最初のバトルシーンがスローモーション演出の入ったキックアスみたいでスカッとした。ラストバトルも、理由は分からないけどスリルと迫力が満点で満足！ちょっと強い人間同士が戦ってるだけなのに！不思議！
また、もちろん恋人とのラブストーリーも楽しんだ。ストーリーが大規模すぎない分、こういうヒューマンドラマに焦点をおいてくれるのが好き。アントマンと同じで主人公の動機がより庶民的で明確なので感情移入しやすい。
偉大なるフューチャー&パストのおかげで、デッドプールを再映像化しつつも本家X-MENとのコラボを匂わせる展開が可能となった！楽しみ！
キャプテンアメリカやアイアンマンと同じで、ヒーロー誕生劇を描く必要がある一作目よりも、そのぶんの尺で戦闘やドラマを描ける次回作はさらに楽しくなるだろうと期待！
最後にギャグの話。小学生レベルの笑いから、R-15のしつこい下ネタまで幅広いギャグをやり尽くす！OPからバカすぎて最高！いつもカメオ出演してる原作の爺さんの役どころもデッドプールらしいね！
ここで語りたいツボなギャグはたっくさんあるんだけど、本作に関してはそれ書いちゃうと重大なネタバレも同然なので、書き連ねたい衝動を必死に抑えてガマンします。
ウルヴァリンZEROのアレとかプロフェッサーXのアレとかをディスるのは最高だったな。あとライアンレイノルズネタの数々……！
あぁ結局ネタお漏らししちゃった。
