たく

ペーパー・タウンのたくのレビュー・感想・評価

ペーパー・タウン(2015年製作の映画)
3.6
高校卒業前のティーンのロードムービー。
いい意味で盛り上がりきらなくて、だからこそリアルで感情移入しやすくて良い。

「きっと、星のせいじゃない。」の原作者ジョン・グリーンの同名小説を、同作と同じスコット・ノイスタッター&マイケル・H・ウェバーが脚本の青春ラブストーリー。
クエンティンは幼なじみのマーゴにずっと片思いしてきたが、成長と共に疎遠になっていた。ところがある晩、マーゴが突然クエンティンの部屋に入ってきて、復讐を手伝って欲しいと頼む。その翌日、マーゴは失踪する。ミステリー好きなマーゴが残した手がかりを追い、行方を探すクエンティンだったが……。

原作、脚本が「きっと、星のせいじゃない。」と同じだからかシンプルなシーンばっかりな割に終始ワードセンスが素敵でのめり込んじゃう。
青春なんやけどもよくある感じではなくなんだかほろ苦くて好き。
たく

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