このレビューはネタバレを含みます
人工的に能力者にさせられちゃった人間達の悲劇もの。AKIRAみたいなよくある設定×短い寿命をなんとか伸ばそうとする「ブレードランナー」のレプリカントの設定。以下愚痴。
アゲハ側のマナブのウィルスの設定が謎。能力といえば能力だけど、焼き殺さないと人類の8割が死ぬならそんなの生まれた段階でなんとかしないとまずいでしょう。伊原剛志の妄念もアホで、なんでウィルスパニックで生き残った人間が“進化”してより真っ当な人間になるって考えたの?全くわからん。
黒島結菜がアゲハ側と喧嘩した後スバル側に家出した理由も分からず、ずっと??だった。原作では多分ちゃんと描かれてるのかな。
後はやっぱりVFXがしょぼい。特に超高速移動のシーンがちゃちくて見てられない。まあどうしてもマーベルなんかと比較しちゃうからなあ。
イラク帰りの警備の人(?)が子供の写真見て涙流すのも全く分からん、どんな葛藤があったのかちゃんと描いて欲しい。それに凄みを効かせるつもりの人物紹介が、イラクで部下が一人死んだ、では笑ってしまうよ。
黒島結菜はやっぱりすごく可愛いんだけど、、あまり演技は上手くないのかなと気づいてしまった。本気のダメ映画「サクラダリセット」の後編を彼女目当てだけで最後まで観れるか、正直自信が無くなった。
ゲスの極みは無理くり感が激しい。