えりぶー

脳内ポイズンベリーのえりぶーのレビュー・感想・評価

脳内ポイズンベリー(2015年製作の映画)
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ひとりで引きこもりがちな生活のためか、生きている意味や意義をよく考えます。残念ながら考えても考えても答えが出ず、悶々とした日々を過ごしています。そんな感情の中で鑑賞したこの映画な「幸せな人生=自分を好きだと思えること」と定義しています。果たしてそうなんでしょうか。私は割と自分のことが好きです。でも幸せではありません。繊細で敏感なところはそれだけ傷つきやすく周りに気をつかうので疲れやすいです。もっとおおらかになった方がいいのではとしばしば考えるのですが、周りの人を傷つけてそれが自分に返ってくることや信頼度がガタ落ちすることが怖いです。そして、何より自分の中の大切な何かを失ってしまいそうなのです。「幸せな人生=自分を好きだと思えること」が成り立つかは不明ですが、ひとつの定義として提示して終わったことに鑑賞後はスッキリとした気持ちでした。そして、その定義を裏付けるような展開になっていたことも納得感に繋がってよかったなと思います。
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