ファッキンテンポ!!!!!!
良い意味で地獄の様な映画でした。アカデミー賞3部門受賞の話題作です。
ジャズドラマーとしての大きな夢を持っている主人公と、それに立ち塞がる鬼教師との壮絶なバトルが描かれています。
アカデミーの編集賞も取っているだけあって、非常にテンポの良いストーリー展開してだと感じました。時間も1時間半ちょっとでコンパクトにまとまってます。台詞も割と少なめで、登場人物が何を考えているか早いストーリー展開の中で常に考察しなければ、ついて行けない映画だと思います(別にテーマが難解という訳ではないのです)
またキャストに関しては、主人公を演じたマイルズ・テラーと鬼教師フレッチャー扮するJ・K・シモンズの2人の演技力が、この映画の全てと言っても過言ではないと思います。
特にクライマックスの2人の掛け合いは、想像を絶する程の気迫でした。
他にもカメラワークや照明なども上手く工夫されており、この映画のおどろおどろしい雰囲気を演出しています。
監督の新作も早くも楽しみです!