TaroSonoda

シェイプ・オブ・ウォーターのTaroSonodaのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

アカデミー賞受賞作!
監督は我らがギレルモ・デル・トロです。

こういう映画が作品賞取れると時代となったのが、実に嬉しいですね。
SFや怪獣映画という観点から見れば、史上初ということもあり、アカデミー賞の間口を更に広めた作品だと考えます。

この映画、アカデミー賞ということもあり、敷居は高そうですが、ジャンルは「ラブコメディ」です。
最近のつまらない邦画より、遥かに純粋な「愛の物語」です。
その対象が、たまたま怪獣と耳の不自由な女性ということです。
(正直、僕にとってはイケメンと美女のがイチャイチャする映画の方が、現実味が無くて、よりフィクションに思われます笑)

ストーリーも非常にシンプルであり、少々グロいシーンもありますが、見やすい構成であると思います。正直オチが読めてしまうと思いますが、デル・トロ監督は、あえてシンプルな、文字通り「お伽話」的な展開を狙っていたのでしょう。

あと、特筆すべきところは、美術でしょう。この映画、ハリウッドとしては比較的低予算で作られたとありますが、かなり美術にお金を掛けてます。水の表現を見るだけで、一見の価値があります。

こういう映画が20代女性にもヒットする世の中になれば良いなぁと個人的に思います笑
TaroSonoda

TaroSonoda