まさに狂気vs狂気という表現が相応しい作品!
ジャズの次世代スターを育てることに執着する余りにパワハラ鬼教師と化したフレッチャーと、彼の影響によって徐々に周囲から孤立し闇堕ちしていくアンドリューの姿は、観ているこちらが辛くなるほど。
しかしそういった前半の抑圧シーンがあったからこそ、最後のセッションでお互いバチバチにやり合っている姿は、解放感があって最高だった!これぞまさに映画の醍醐味だよな〜!そしてカメラワークも素晴らしかった!
あと教育的な内容だと”上出来という言葉は最悪だ“というフレッチャーの考えも理解は出来るけど、やっぱりやり過ぎ感があるよな〜、あんなに怒られたら萎縮するって。
それにしてもフレッチャー役のJ・K・シモンズの演技は観ているこちらが怖くなるほど迫力あったなー、感情の切り替わり早すぎでしょ!(笑)