2024年 4作目
ドラマーを目指すため音大生のアンドリュー
そこで最狂の指揮者フレッチャーと出会う
2人の主人公の狂気のセッション…
アンドリューは所謂"さえない系"の主人公
特別な音楽の才能があるわけでもなく、
好きなドラムも周りからの評価は今一つ
時折見せる口角上げが嫌な奴感を巧く表現してます(褒め言葉)
フレッチャーも典型的な"DV夫"タイプ
無慈悲な罵詈雑言に2%ほどの優しさで
人間味をチラ見せするのがまた巧み
序盤圧倒的狂気で映画を支配するフレッチャー
昭和のスポ根顔負けのパワハラっぷりに
身体に力がはいります…笑
が、中盤以降、それを超える狂気を見せる
アンドリュー
「僕にはドラムしかないんです」と言わん
ばかりの信念と執念、圧巻でした
観終わった後、感動とは違う
それでいてざまあみろともまた違う
なんとも言えない充実感を感じました
やっぱり深いところで分かり合えていた
2人だったのかもしれない
みなさんがおっしゃっているように
ラスト10分の展開に期待して観てください
「英語で最も危険な2語はこの言葉だ、Good Job」/フレッチャー