のん

セッションののんのネタバレレビュー・内容・結末

セッション(2014年製作の映画)
2.3

このレビューはネタバレを含みます

この作品が好きな人はこのレビューを読まないほうが良いかも。普段こういう感想は極力書かないようにしているけど、高評価があまりに多すぎて悲しい思いをしたので、敢えて書こうと思う。こんな感想もあるのだと。あくまで個人的な感想で悪意はないつもり。



評価が高いのでそこそこ期待していて、しかも事もあろうにドラマー(ジャズ好き)を誘って観に行った。結果、途中で出て行かないか心配になるくらい、誘って申し訳なかったと思うくらい期待外れだった。何だろう、この笑えないコメディは…。
J・K・シモンズの演技は良かったのに。終盤の邪悪な顔とか素晴らしかったけど、だけどそれをもってしても…。

登場人物が自分勝手すぎて痛いし、過剰演出もやりすぎ。ギャグやデフォルメ?を楽しむ力がいるのか…。事前の期待がなくてもたぶんダメなタイプだったと思う。
そしてそれまでに気持ちが入り込めていなかったこともあり、ラスト9分の凄さが全然理解できず。何も響かない!ドラム長い!飽きる!
とりあえずラストの二人のお互いへの悪意の如く、この映画こそジャズやら音楽に対する悪意なのではないかと疑いたくなった。残念。

2015-096
のん

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