名門音楽学校のシェイファー音楽院へ入学したアンドリュー・ニーマン
「わざと私のバンドの邪魔をするなら、ケツにスティックをぶち込んでやる‼︎」
今の時代なら間違いなく問題発言連発の超鬼教師のテレンス・フレッチャーに罵声を浴びせられっぱなしでジャズドラマーを目指すアンドリュー
「インポな上に音もテンポも不揃いの薄っぺらで役立たずなアホ野郎ども!」
家でも親兄弟関係なくくだらない言い争い
「おまえがちゃんと解ってて良かった、音楽業界は腐ってるからな。」
自尊心の塊みたいなアンドリューはやがて主奏者の座を巡って文字通り死に物狂いにドラムを叩きまくる
「何様のつもり?」
今の世知辛い時代をどうやって上手く世渡りしようなんて考えてる俺なんかが、シェイファー音楽院での件なんか見ててもドン引きなんだよね。
「ちゃんと叩けるドラマーが見つかるまでこれが続く。」
世界の頂点を目指す人たちって別世界だから、実際のところフレッチャーのやり方が正しいかどうかって聞かれても今の俺じゃNOって答えになると思うけど、これだけは確かだって言えることがある。
ジャズ好きな人も
ジャズに興味がある人も
ジャズって何?て人も
単に映画好きな人も
全てどうでもいいって人も
この映画のラストシーンでアンドリューが叩くドラムのシーンは観た方がいい。