このレビューはネタバレを含みます
結局この映画は何を伝えたいの？
話あんまつながってないし、短いストーリーが15分単位で繰り返されるような構成。一応妹の病がつながってはいるが見た感想としては"これは短編集かな？"とか"OVAかよ"とか"単行本初回特典用DVDかよ"という印象で映画館で見たらきっとがっかりしただろうなって思いました。
起承転結の基本がやはり大事だということを教えてくれる反面教師的な映画としては、映画監督を目指す若手にはいいかもしれません。この映画は起承起承起承起承起承結みたいな感じなので。日常系ほのぼのアニメなら許されるけども。。
個人的に原恵一監督の映画がこの映画の前の作品までは大体好きなんで(クレヨンしんちゃんの映画が好きってのもありますが)期待しすぎた感も否めませんが、そこにお得意のなんちゃって声優の方々の熱演も加わり、見終わった後には何も心に残らない無味無臭映画となっていました。
Filmarksのあらすじに＜爽快＞浮世エンターテインメントって書かれてるけど、浮世エンターテインメントは許すとしてどこが爽快なのか400字詰めの作文用紙3枚以内で教えてほしいもんですね。
