ナーガ

アバター:ウェイ・オブ・ウォーターのナーガのレビュー・感想・評価

4.0
近所の小さめのスクリーンの3D4DX字幕版で観ました。それでもかなりの迫力で、夢のようなパンドラの世界にどっぷりと浸かれました。

映像の好みで言うと、前作よりも今作(ウェイ・オブ・ウォーター)の方が好き。

前作では3D技術の凄さを見せつけたいあまり、空中に浮かぶ岩など、ちょっと信じられないような風景を多用しちゃったのかなと言う気がして、心にストンと落ちてこなかったんですよね。
今作の、海の民の村の風景とか、海の中の風景と生物は、透明度がありすぎる点を除けば、現実にどこかの惑星にありそうな映像で、ストンと心に落ちました。

ストーリーについては、ジェイクのお父さん像が、俺の言うことを聞いていればいいんだっていう昭和初期っぽいというか軍隊的と言うか、男社会を感じさせてしまって、ちょっと嫌でした。
でもそこから子供たちは何を感じ、何を考え、どう成長していくのか。そしてジェイクはどう変わっていくのか、または変わらないのか、っていう所がこれからのアバターの注目ポイントとなっていくのかなと思います。

あと、スパイダーとキリが謎すぎるし、魅力的過ぎる。もう、2人とも大好き。


戦闘シーンについては、最初の方の森の中の戦闘は少し退屈でした。でも、最後の、大型船を舞台にした戦闘は、とても楽しめました。見どころだと思います。『タイタニック』を彷彿させるようなシーンもありましたね。


もう第3作撮ってるらしいですよね。楽しみです。

あと、4DXは疲れます。濡れます。(分かってはいたけど)
今回は最初の噴射で3Dメガネが濡れて見えなくなり、ハンカチで拭かなければならなかったので、すぐに手元のボタンで水の噴射をしない設定にしました。それでも時々隣から流れてきたりして少し濡れました。
3Dの映画ではもう4DXはやめようと思いました。
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